05
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
スポンサーサイト
2014.01.03 Friday

一定期間更新がないため広告を表示しています

- * - * -
マイウェイ 12,000キロの真実
2012.01.22 Sunday 08:39
ブラザーフッド」で朝鮮戦争を舞台に戦時の狂気とそして破綻と回帰の絆を描いたカン・ジェギュの作風は、「マイウェイ 12,000キロの真実」でも揺るぎない。

平和主義の父(佐野史郎)の意は酌まぬ冷徹将校になった辰雄(オダジョー)。軍国主義下で支配下にした朝鮮の民を見下す場面オンパレードは、
一見、嫌韓主義の輩の、ほら韓国は反日だろ、という口実を与えるか?(

しかし、ここに出てくる軍人というのは、日本だろうがソ連だろうがドイツだろうが行動パターンの類似性は担保しているのである。というよりソ連のシベリアの捕虜生活の過酷さの壮絶。

グンちゃんの「美男ですね」のすっ呆けマネージャーのキム・イングォン外科医ポン・ダルヒ など助演多数)は、「マイウェイ」で鍵となる人物(ジョンデ⇒アントン⇒ジョンデ)を演じ、分かりやすく(?)、状況によって変貌した朝鮮の小心者を好演。

ほぼ一貫して、アスリートであることを忘れないジュンシク(チャン・ドンゴン
の強さは、被支配化の中の朝鮮人の誇りという見方も可能ではあるが、
やはり一人間として何が大切かという風に素直に取るべきだろう。
「ブラザーフッド」で健気な女性(故イ・ウンジュ)を登場させたカン・ジェギュは、ここでも愛らしい妹(イ・ヨニ)を登場させたが、更には、これも民族対立が生んだ凶器が人間としての繋がりの一端を示す中国娘(ファン・ビンビン)をも登場させ、殺伐としがちな戦争映画の中に、不自然ではない彩を配した。
戦争シーンがもの凄すぎて、友情というの謳い文句が若干陳腐にさえ映るのは否めない部分があるにせよ、幼少の思い出も含め、絆は破綻があったにせよ回帰しうることを示し、結果、この映画では政治的な映画でないとしつつも、過去を踏まえた未来志向という意味でも、嫌韓や反日を撥ね付ける強さのある作品だ。

なお、この作品は真実に基づいた映画というのは違う。真実の数奇な人物に、「インスパイアされた創作映画」です。

公式サイト

マイウェイ 12,000キロの真実@ぴあ映画生活

JUGEMテーマ:映画館で観た映画
 
映画(韓国)(New) * comments(0) * trackbacks(5)
美代子阿佐ヶ谷気分
2009.09.15 Tuesday 20:47
見たくて見るのを逸していた劇団「毛皮族」。しかしながら映画にて劇団の看板女優の凄さを知る事ができた。主宰の江本純子は「ドモ又の死」では主役ではなかったが、この「美代子阿佐ヶ谷気分」において町田マリーは主役でしかも存在感凄い。それも全篇脱衣状態です(全篇ではないけれど、実際にはそのように感じるくらいに張っています)。

この作品は、
漫画ガロが漫画カルチャーのアート性を牽引していた頃の70年代を主に現在まで繋がってきます。ガロ漫画家と云うと、つげ義春の作品は多く映画化されているが、ここでは安倍愼一なのであって、私生活風漫画であり、恋人や妻をモデルにして漫画を書いている、その逼迫としてそれでもゆっくりとした時間の流れが、安倍愼一の幻影的な精神風景を焙り出しながらも、その彼は彼女にとって、現在の自己の位置に安心感を抱く人ではない他者への寄り添い情景の漂いの中に、彼女の存在感が煌めいているのだ。

まさにかつての日本のサブカルチャーを描いたと共に、映画自体もかつてのそれを思い起こすような懐かしいあれである。
ガロ漫画家が俳優として何かの役をやって出ていたり、案内役的な佐野史郎がぴったりと道案内に貢献していたりと、とてもマニア好み、そしてこれらの情景に不案内なら難しいだろうけれども日本現代の勉強にもなる作品。安倍愼一役は水橋研二

公式サイト

公式ブログ

Amazon.co.jp: 美代子阿佐ケ谷気分: 安部 慎一: 本

美代子阿佐ヶ谷気分@映画生活

JUGEMテーマ:映画館で観た映画
 
映画(日本)(3) * comments(2) * trackbacks(1)
松たか子 映画&舞台、ドラマ・・・ちょこっと情報
2009.06.16 Tuesday 01:07
★映画
生誕100年、太宰宰・原作
「ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜」
監督: 根岸吉太郎
主演: 松たか子、浅野忠信
共演: 室井滋、伊武雅刀、広末涼子、妻夫木聡、堤真一、光石研、山本未来、鈴木卓爾、小林麻子、信田昌之、新井浩文、他
10月10日公開
公式サイト

★舞台
ミュージカル「ジェーン・エア」
原作: シャーロット・ブロンテ
脚本・演出: ジョン・ケアード(「レ・ミゼラブル」)
出演: 松たか子 橋本さとし、他
公演日: 2009年9月2日〜29日
会場: 日生劇場 (東京)
ジェーン・エア | その他の劇場 | 歌舞伎・演劇 | 松竹


★舞台
第九回 松鸚會 二十五周年記念公演
河東節「邯鄲」、舞踏劇「静謐」
出演: 松本幸四郎、松本錦升(市川染五郎)、松本金太郎、松本幸紀(松本紀保)、 松本幸華(松たか子)、藤間薫子、松本流一門
公演日: 2009年8月15日(土) 17:30開演 (1回のみ)
会場: 国立劇場 大劇場 (東京)
市川染五郎の松鸚會 vol9

★テレビドラマ
 「坂の上の雲」 (全13回)
NHK総合
【第1部】2009年 午後8時〜9時30分
     11月29日(日)  第1回「少年の国」
     12月6日(日) 第2回「青雲」
     12月13日(日) 第3回「国家鳴動」
     12月20日(日) 第4回「日清開戦」
     12月27日(日) 第5回「留学生」
 【第2部:第6回〜第9回】 2010年 秋
【第3部:第10回〜第13回】 2011年 秋 (全13回)
スペシャルドラマ「坂の上の雲」
原作: 司馬遼太郎
出演: 本木雅弘、阿部寛、香川照之、菅野美穂、伊東四朗、竹下景子、松たか子、小澤征悦、加藤剛、西田敏行、國村隼、高橋英樹、 堤大二郎 、的場浩司 、渡哲也、片岡鶴太郎 、藤本隆宏、ジョ・ブンリン、ヒョードロフ、マリーナ・アンドレイエヴナ、原田美枝子、佐野史郎、石原さとみ、他

などなど

松たか子オフィシャルクラブ club.M

JUGEMテーマ:映画
 
日本明星 * comments(0) * trackbacks(0)
妻の愛人に会う
2008.06.28 Saturday 22:22
なかなかにカルトな映画。
妻を寝取られたハンコ屋役はパク・クァンジョン。佐野史郎と志村けんを混ぜたような風貌でいつつ情けなくも珍人物を演じる。韓国のウディ・アレンと呼ばれてるそうな。へんてこな好奇映像で、かっこよくない愛欲も含め面白かった。冬ソナみたいな韓ドラじゃないとダメな方は間違って見ない方がいいらしい。相手方の方のその妻役のチョ・ウンジもいい味です。

公式サイト


輝国山人の韓国映画 パク・クァンジョン

追記:DVD化にあたり「妻の恋人に会う」に邦題を変えたようです。

JUGEMテーマ:映画館で観た映画


映画(韓国)(2) * comments(0) * trackbacks(3)
「太陽」 ロシアの監督が描いた昭和天皇(フィクション)
2006.08.16 Wednesday 18:21
ロシアのアレクサンダー・ソクーロフ監督が、第二次世界大戦終戦時の昭和天皇(当時、国家神道により現人神とされていた)を人間というより、生身の人間のある個人として描いたフィクション
このフィクションという部分は重要で、かなりの部分を史実から取っているとしても、知られざる昭和天皇のお姿を赤裸々に描写した映画ではないというのは重要である。
実際、映画終了後感想を言い合って帰っていった客の中には、ノンフィクションと思っている方もいらっしゃったようで、多分。

だから、この映画において、天皇の戦争責任の議論を放棄している、とか、「排日移民法」(と一般的に呼ばれるもの)のみに戦争へ駆り立てた原因を矮小化している(と捕らえられる誤解が生じやすい)独白は如何なものか、とか、戦争映画として映像美があるのはどうだ、とか言う議論は出よう。

そして細部描写を追う手法で、ダイナミックな話法を好む観客には眠りさえ誘うかもしれない。

イッセー尾形の昭和天皇の仕草の模写振りの徹底さと、侍従を務める佐野史郎との、大げさではないが笑えるやりとりは、演劇的面白さを含む。イッセー尾形は凄すぎます、実際。

折りしも靖国問題など、戦争に関わる話題の世論でも、日本の右傾化がくっきりしてきた今日この頃、この映画が右翼の標的にならないよう祈りたい。

個人的にはパンフレットは立派に作ってあるが、田原総一郎のインタビューがあるのは、(実はその内容自体は、どうという事もなく、むしろ適切と思える文であるとさえ思えても)・・・パンフレットの俳優のクレジットが微妙に少ない(研究所で筆記していた女性は誰なのよ?)のも含め、しっくりこない。

公式サイト

太陽@映画生活

天皇の映画を観たからには、靖国に絡んだ映画として、「出草之歌」にも注目したい。
映画(ロシア、東欧) * comments(6) * trackbacks(28)