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2014.01.03 Friday

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「春との旅」
2010.06.13 Sunday 20:59
予告編の印象で懸念した事が増幅されたような気分.
いかにも感動させようという音楽の使い方があざとい。それで騙された気分になって逆に損してる。
老人が足に障害があるのに歩く速度が速い。後の方に耳が悪い人も出てくるが、そんな、障害という要素まで必要以上に散らさなくてもいいじゃないか。主題を集中させるなら。(原作のせい??)
娘はなぜO脚なのか。他の演出があざとくなければ気にならないが、他の事と色々含め増幅されててしまって、それさえあざとく見えてしまう。いや、あざとさの連続といっていいかもしれない。
演技の格がある俳優陣は確かに見応え十分。しかも現代日本における家族、老後、色んなシリアスを見据えている作品なんだろう。また主役老人がいばっているのに幼児性があるというのもそれもいいかもしれない。
娘も自分を犠牲にすることを自然に思うようになるというのは、寧ろ昔の介護的自然感覚を正当化しようと云う作品の目論見かもしれない。だから至極全うな事を問いかけてくるのは確か。
ただ家族・老後と云うのは、ここで頼りにならなかったり犠牲が描かれたりするように、どうにも困難な話題でもある。
感動作ということのはずなのに、最初とは異なり最後には老人がキム・ギドクの「
悪い男」の悪い男のようにさえ思えてくる(本人が意図していない分余計に。。。)

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「世界で一番美しい夜」 DVD
2010.06.13 Sunday 08:33
なかなかの怪作。
冒頭からいきなり面白いように感じさせないのは、個性的なサイケ切絵調のアニメが出てきて入っていかせる。
田舎調さびれた村の様子。そこに飛ばされた記者の没落した様子から、どんどん怪人が登場してくる。
DVDのパッケージが既にネタバレなのはどうかと思うが、そこへ辿り着く物語の異様な変遷は、個性的俳優の割拠も有って飽きさせない。
元左翼活動家やフォークをドンと使うなどレトロ的な感覚を混ぜているので癖はあるのだが、オカルト的な要素とファンタジーと皮肉を混ぜながら、それでヘンテコ人を見せられ、とても長い時間の作品だし、B級の臭いもあるのだけれど、何とも言えず、変な映画が好きなら見てもいいかな。

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CINEMA TOPICS ONLINE | 世界で一番美しい夜  ←解説詳し過ぎ(苦笑)

世界で一番美しい夜@ぴあ映画生活

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「告白」
2010.06.06 Sunday 22:00
中島哲也監督のR15+作品。復讐が描かれる。

嫌われ松子の一生」で、「親切なクムジャさん」と同じ庭と感想を書いたわたし。そう、煌びやかで個性的な演出とちょっと残酷な話であっても相当ユーモアも織り交ぜてしまう。
そういう印象があって、中島哲也監督で復讐となると、「
親切なクムジャさん」などの復讐三部作などのパク・チャヌク監督とかぶった印象になるのか?
はは、全く違った。原作小説の「告白」ということの(多分)骨格を維持して映画化することによって、しかも必要以上に余計な(?)ことを加えなかった(だろう)ことで、極めてシンプルな異色作品になり逆に個性ある作品と成ったようだ。

少年の犯罪について描く際の少年について、ないしその頃の気持ち悪さを描くのは、訳のわからない14-15歳と云う感じであったり、
より写実的であったり、これまでも映画には色々なっていたかもしれない。切迫感があったりそうでなかったりはそれぞれだが。きりがないくらい。ここで描かれる主犯たちはかなり結果的に背景ネタバレがされることにより、決して理解不能な存在でなく、かついかにも小説原作のエンタテインメント的なコマであるようにさえ思えてくるし、それらの親や家庭の話にしてもそうだ。
結果的によくあるとはいえ、ネット・携帯が普遍化した中学生において、主犯以外の中学生のエスカレーションさえ、最早不思議ではなく、現実依存エンタテインメントの具象化(そしてそれが故に居心地が悪く、更にはそれさえ風景のように思えるのである。

やはり最初の告白人が、感情があるのかさえ表に見えにくく淡々と生徒に告白していく教師は、外見的にも普通に見えるだけ最後まで異様であり、そして少年凶悪犯罪に対しての厳しい日本の世論(要は厳罰化を推進しているような)さえ味方にしているかどうかも不明なのである。その意味において、この教師を演じた
松たか子は、クムジャさんを演じたイ・ヨンエのような仰天的な強烈(外見も含めた)イメージを敢えて持たない、それでいて匹敵するキャラクターであり、ここ数年、松たか子という素材に出演に恵まれながら今一つな作品を提供してきた邦画界にあって、中島監督は最も見事に女優松たか子を抜擢起用し成功したといえよう。
敢えて言えば、泣くシーンは、個人的には余計だったかなと。この辺は邦画興行としての最低限の礼儀として描かざるを得なかったのだろうけれど(もし原作にあった場面だとしたとしても)、これでちょっとくさくなってしまって(演技とか言う前に作品として)そこは残念。泣いたらあかん(上田正樹)。

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「ザ・マジックアワー」 DVD
2010.05.30 Sunday 21:47
最後まで面白い。佐藤浩市いい。

(twitter風に)

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「ウルトラミラクルラブストーリー」 DVD
2010.05.09 Sunday 00:11
チョウウルミラスベリバじゃなくてウルミラブなお話だはんでみてけろ、だべ? ・・・題はシャレっすね?

全篇、津軽弁で、それでも分かるように多少はくだいている。役者さんによっては微妙な方もいる。
なんといっても
松山ケンイチ演じる陽人という、落ち着きがないような天然子供青年がびっくり。彼は青森出身だったのか、台詞も自然に聞こえる。ちょっと変わった子供のような純真な者をうまく映画にするというのはもう結構ある。代表的な作品以外でもトンマッコルとか色々。
この陽人に関しては奔放な行動をとっているところと彼なりの<思考して行動>しているところがメチャクチャななかで切ないわけで<そいつを迷惑としか思わないこと(≒)イズ・ノット・ミラクル・イズントイット?>的に描かれていて、結果的にただの不思議クンでないところが、これも死んだ元彼のことに悩みつつ青森に来てしまった
麻生久美子演じる女との、有り得なさそうなボーイミーツガールな話でちゃんと意味深く繋がっている。

で、基本、このメチャクチャさだが、勿論まずは監督・脚本の
横浜聡子のなせる技だろう。と思いつつも近い印象は、ジョン・アーヴィングの小説だ。この小説家が浮かんだのは、ラストのミラクルの動物を見ても浮かんでしまったのだが、多分それは、青森が舞台の映画で全然違うって言われそうだが、まあ私としてはそんなに偶然じゃあないような気がする。

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「純喫茶磯辺」 DVD
2010.05.05 Wednesday 21:13
予告編観てもそうだったけど、別にそう面白そうな気がしないし、しょぼそう。
予想はいい意味で当たっていた。 色々なコネタは実際しょぼく、ゲラゲラ笑うようなんじゃない。かといってメチャしんみりもさせられない。
しょっぱいというとけなしているように聞こえるだろうが、実際、いい塩梅にしょっぱい映画で、なかなか好みの穴的な映画でした。

主演、
仲里依紗

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ヴァイブレータ DVD
2010.04.25 Sunday 21:18
期待しないのを封印して観てみたら、案外良かった。

以前に「
やわらかい生活」の感想は辛口でした。同じ廣木隆一監督で、同じ主演の寺島しのぶ、ということだが本作の方が遥かに良い。寧ろ同じココロ系的な作品で同じ主演ならうまくいくということの制作だったのか「やわらかい」の方は登場人物の多さとキャスティングの違和感が目立ったが、本作は基本、主演二人のみといっていいくらいシンプルで寺島しのぶ大森南朋も巧い俳優で、結果的にその演技が本作の最も安心できる点なのだろう。

寺島の体当たりの演技はエロティックさは感じられない、むしろヒリヒリ心の救いを求めるかのようで、これがないと意味がないので見事であり、体当たりの演技をしてもらっても作品の死生観に関心しなかった
愛ルケのような非難的な感想も抱かない。

作品の演出は、一風跳んでいるらしい(らしいというのは未読だからですが)
赤坂真理の原作をも意識していたということだろうか。。。実際この映画を観ると原作は気になります。

その演出は例えばテロップの多用は、例えば「エヴァ(昔の)」を思えば新味はないものの女の壊れそうなココロを観る者に効果的に伝えている。この辺りの感覚を出してこないと多分何も伝わらないだろうから。

男が何故そんなに優しいのだろうかというのが、映画の間尺だけでは分かりにくいものの、映画で触れられているように理屈以外のこととして感じればいいのだろう(普通は、途中から引いてきてもおかしくない、と思われても、表面的には仕方ない、・・・が、この仕方なくない見習って良しというもう一面として来るものがある)。
音楽もうまく使われ、特に浜田真理子(リンク追記)はいい感じにするのにマッチしており、場面場面の繋ぎがもっと余韻のあるべきところを気にしていればもっと良かっただろうから惜しいという気はある。

この映画は理解するというより、感じる映画と思う。

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半分の月がのぼる空
2010.04.04 Sunday 21:16
これは人気小説が原作で、テレビドラマ化やアニメ化もされているとのこと。
わたしはそれらを全く観て・読んでいない知識皆無でこの映画を観た。

知っていて観た場合とは感想がかなり異なるような作品なのかもしれないし、そうだとしたら寧ろ映画的に原作を引用した映画作家による独自性を加えた優れものということでよいだろう。

信用する部分は
深川栄洋監督であるということだけだ。
そして思ったように、決して単純なお涙頂戴作品にはしていない。

恋に興味のない男子高校生は肝炎で入院した際、無断外出の罰として友達になるように言われ同年代の入院患者と知り合い・・・。
片や内科医は最愛の妻を失って自責の念から元は外科医なのにメスを握れなくなっている。。。。

前半の内科医は
「あの空をおぼえてる」の竹野内豊のような内向状態で正直苛々して観る羽目になる一方、患者友達のパートは冒険譚や繋がりや夢見的なこともあってピュア全開の微笑ましさ。。当然、このままの延長で全て続きを観て行きたい気にさせる流れである。。。
後半にいたる展開の変流は驚きと共に、考えを抱かせるような含蓄をピュアさに内包させ、厭な事と前に進む事の紙一重を教えてくれる。

若い二人の俳優(
池松壮亮忽那汐里)の純粋演技が素晴らしい。

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コトバのない冬
2010.04.04 Sunday 20:17
深い人間の深部を表現する俳優の渡部篤郎の第一回監督作品。
北海道の小さな町の冬の雪降る頃を舞台に、薬局で働く父(
北見敏之)の元に、主人公の姉(高岡早紀)と東京から一時帰郷の妹(未希)。そして知り合いの飲食店の女(渡辺えり)が加われば会話は弾み、決してコトバがないことはなく言葉に溢れている。
コトバのない、声を発する事のできない男(渡部篤郎)。

一瞬の触れ合いの儚さを綴りながら、あくまで自然な演技を中心とし、映像美と音楽の静けさも相まって、隠れた懐かしさの秘密のような小品佳作ですね。

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「おっぱいバレー」 DVD
2010.04.03 Saturday 23:13
まあ中坊くらいで男のオバカ的なのは別に不思議じゃない。
綾瀬はるかは、ふっくらしていた時の顔と別人の人気女優のシャープな顔で、一応バレー部の顧問になるわけだしっていうのだけれど、二面あって、ふっくらしていた方が地方の教師という感じが出ていたかなー、どっちかなー、というのと、元彼に遭うシーンの時がちょっと服装・雰囲気が綺麗過ぎでちょっと違和感あったかも。
まあ、でも全般的に過不足無くというふう。
バレーの男の子達は出だしこそ印象あるバカと思えるけれど、慣れてくると、あまり印象には残らない。
むしろ女性教師になるきっかけの逸話とか、その伏線で、流されて自信が無いのが進歩していないと落ち込んでいたのを吹っ切っていくところとか、それなりに、じわっとは来ますね。
70年代のJ-POPも効果的(マニアックなアイドルとかも入れてくれたら、そっちも面白かったかもしれないけれど、まあその年代が分かる人が聴いても知らない曲は少なくして広く分かりやすくというのを感じた。
教師という職業につきものの、管理教育ということと人間の純粋さというのを絡めているところが良かったですね。

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