01
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
スポンサーサイト
2014.01.03 Friday

一定期間更新がないため広告を表示しています

- * - * -
白い馬の季節
2007.11.17 Saturday 23:45
中国の内モンゴル自治区で放牧をするモンゴル民族の夫婦。
草原が砂漠化のような状況で草が減り羊の餌が足りない。家計が苦しく子供も学校へやれない。街へ出ようという妻の言う事をきかず留まろうとする夫と、それならば家計の足しにとヨーグルトを道で売ろうとする妻。。。そしてついに大切にしていた白馬はどうなるのか。。。
自然環境の変化で遊牧民が苦しくなった事や、新旧ないし都市と周辺、漢民族と少数民族。
色んな要素を含みながら、それでも誇りを持って生きていく様子、ちょっとしたユーモアも交えて伝えています。

公式サイト

白い馬の季節@映画生活




映画(中華)(1) * comments(0) * trackbacks(2)
長江哀歌
2007.09.30 Sunday 21:36
中国の新世代の作家性の強い監督、賈樟柯(ジャ・ジャンクー)のベネチア国際映画祭の金獅子賞授賞受賞作品。
原題は「三峡好人」。この題は、ブレヒトの戯曲「セツアンの善人」が中国では「四川好人」と呼ばれ、それに絡めているのだとか。セツアンの善人は善をなそうとしていたはずなのに悪と見做されたりというそんなお話ですが(←簡略化しすぎで?でしょうけれど)、この映画に出てくる庶民も、いいのか悪いのかという橋を渡っていながら、それでも尚生きていくあるいは死んでしまう、・・・。
長江は中国の大河で、日本では下流域呼称の揚子江の方が有名かも。
三峡はその中ほどの広い流域で古くは絶景で山水画で描かれたり古来の詩人に詠まれたりしていたところだが、経済発展優先のため三峡ダムが1994年に着工され、川幅が増し水位が上がって流域が沈み古くからの都市も消えて行き消されていき、住民は強制退去を余儀なくされ、自然破壊ということも言われている、その場所です。
そしてそんな場所で消え行く都市の建物を破壊している、一見殺伐とした風景に、また中国の急速な発展の負の側面に翻弄されつつ自分の居場所を得ながら生きている人々。
確かにとっつきにくい作品ですが、随所に面白い場面があります。
好きなシーンは人によって違うと思いますが、京劇衣装の役者らしい3人が机に座って携帯ゲームしてるとこ、炭鉱夫が探し当てた離れていた妻とビルの廃墟でダベってるとこ、いなくなった夫を探してやってきた女が扇風機の風で服の隙間から涼をとってるところとか。
音楽の使い方も面白かった。
できれば大きい画面で、より映写条件の良いスクリーンで、もう一度観てみたい。

公式サイト

長江哀歌@映画生活
映画(中華)(1) * comments(2) * trackbacks(11)
夜の上海
2007.09.24 Monday 22:09
日中合作映画。
お茶らけるところと真面目なところの具合は、個人的には好きでした。
まず、上海の風景を夜中心とはいえこれだけ盛り込んだのは、観光PRもあるんだろうけれど良かったですね。半端じゃなく(いい意味でも悪い意味でも)急発展している中国にあって、象徴とも言える位の発展振りの、元は租界として国際都市ではあった上海(シャンハイ)の、今の高架が入り組んだ道路、超高層ビル、夜景などなど、日本の湾岸/東京もののトレンディドラマも真っ青ってくらい綺麗に撮れてました。
モックンこと本木雅弘 さん。これは当たり役でしたね。カリスマでいながら私生活が不器用。で実はココロに茶目っ気があったという、下手なヒトがやると到底似合わない役、ぴったりでした。あとは途中までコミカル過ぎて、なんじゃと思ってた、竹中直人、サム・リーはじめ周囲の役演じるサイド・ストーリーも話が進むに連れて段々許せるし。
そしてカリスマ・ヘアメイクアーティストのココロに出会った、も一つの主役、不器用な恋に一途、明るいけれど弟には厳しい女性タクシードライバー役のヴィッキー・チャオ(趙薇)がすっごくいい。本木クンの役とはお互い日本語、中国語で話しててあまり通じていないのに何故かあんな事にこんな事になっちゃうという変なお話なんだけれど、ほとんどノーメイクに近い(まあ薄化粧程度)、しかも寝癖でへっちゃらな庶民を演じていて、中国人同士(例えば弟との)会話なんかも雑駁なほんとに庶民ぽい話し方だし、変に自分を美しく見せようなんて思わせていないのに、大きいお目目で魅せちゃうからねー。昔の愛くるしさが前面のヴィッキーというよりもはや演技派だわね。
これ、旅先の恋という話で宣伝されてるけれど、100%じゃなく10-20%の理解度でもお互いに繋がる事もあれば、常日頃一緒にいても分かり合わずにほったらかしに(お互いに)し合ってる事もあるということでお茶らけた物語の進み方だけれど、いい感じです。
そういう意味で、現代の中国近代都市を舞台に、こんなライトタッチで現代を生きる同世代の都会の人々が共感しうるお洒落で妙にコミカルでハートウォーミングな日中合作映画が出来たことには素直に祝意を示したいと思います。

公式サイト

夜の上海@映画生活
映画(中華)(1) * comments(1) * trackbacks(12)
雲南の少女 ルオマの初恋
2007.08.05 Sunday 11:02
中国の西南部の省、雲南には多くの少数民族が住み、これはハニ族の話。
民族の文化を保っており、また風景が美しい地域として有名なところ。

この映画でも特に棚田の絶景の美しさと主人公ルオマの民族衣装・髪飾り・無垢な微笑による愛くるしさで、観ているだけで癒される映像。ここではそんな雲南に押し寄せてくる観光客、ちょっと中途半端で情けないカメラマン(男優さんには悪いが、コヤツにひっかかるてゆうのも・・・)が織り成す、近代化で失われるものの反対の純真さのルオマの、ちょっとした成長物語。

特にテレビなどに毒されてしまっている(陳腐な表現だな)日本人にとって、ある意味で雲南に生まれ育ち、もし他のことを知らずに済んだのなら、その方が幸せなんじゃないかと思えるような。

近代文化の象徴キーワードが、ただの「エレベーター」であるというのも案外味噌であるし。

同じように棚田が有名な大分県などの方々も観てみると何か感じるかもしれない(単にハニ族と友達になりたいとか?)

蛇足かもしれないが、中国の民族問題というと、チベットとダライ・ラマだけに括られがちであるが(もちろんそれは問題であるが)、中国において一定の(追記:問題山積ながら)少数民族保護政策が取られているということはもっと知られてもよいのではないかと思えます(これは映画と直接関係ない事かもしれませんが・・・)。

公式サイト

雲南の少女 ルオマの初恋@映画生活
映画(中華)(1) * comments(0) * trackbacks(3)
訃報  映画監督 エドワード・ヤン(楊徳昌)氏  (台湾)
2007.07.05 Thursday 00:45
あるブログ見ていて 楊徳昌さんの死去の事に気が付きました。ニュースになっていたのに気が付きませんでした。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

Yahoo!ニュース

当ブログ関連記事
映画(中華)(1) * comments(0) * trackbacks(0)
女帝 エンペラー
2007.06.03 Sunday 20:03
原題は「THE BANQUET(夜宴)」ですね。
物語の進むテンポがちょっと自分の感覚としてうーむ今ひとつなところがあり、途中部分が入り込めませんでした。シェークスピアの「ハムレット」を翻案し戦乱の中国(五代十国時代)を舞台にした愛憎劇です。
だけど美術はお金もかけてあって綺麗で見応えはありました。音楽はちょっとNHK大河ドラマ風みたいです。
チャン・ツィイーは流石に存在感はありましたが、ジョウ・シュンも一途な役でしたね。ここ数年似た系統の(扱う時代設定は違いますが)映画(美術豪華&中国歴史(或いは架空)舞台&アクション&豪華俳優)はここ何年かあるので(「HERO」とか「Promise」とか)、その延長上じゃないのかなという面は否めませんが、もうジャンルということですね。。。この映画は原題通り宴がメインということでちょっと違うのかな。
公式サイト

女帝 [エンペラー]@映画生活
映画(中華)(1) * comments(0) * trackbacks(9)
「蝴蝶 羽化する官能」
2007.02.09 Friday 01:57
この作品は、2004年の東京国際映画祭で 「胡蝶」という題で 上映された

その後表題の題で日本に紹介されているのは、エッチものとして売ろうとしているのでしょう。確かに女性同性愛を描いた映画でソフトタッチで綺麗に撮られたそういう描写があるのも確か。

ただ、この作品は、過去に囚われたココロ模様を繊細に描いていて、当時世界で懸念され抗議された中国での民主化運動武力鎮圧事件、天安門事件に呼応した香港学生の民主化支援運動など現代史の背景描写も含め、むしろ丁寧なアート的な要素を持った作風の映画です。苦しみ痛みからの解放に到るまでの状況が二つの時(一方は回想的)に描かれ、主人公の女性の深層に思いを巡らされながら話が進んでいき、ラストのそれこそ蝶が飛び立つような開放感は一般的価値観に縛られない自由な達成感と未来への想いが拡がる。

出演もしている中国のティエン・ユエン(田原)がヴォーカルのロックバンド、Hopscotch (跳房子)の、ちょっとアンニュイで浮遊感のある音楽も印象的。

DVD,VHS (Only Hearts)
映画(中華)(1) * comments(2) * trackbacks(0)
百年恋歌 (ひゃくねんこいうた)
2007.01.21 Sunday 23:52
台湾の侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の新作を観ました。
同じ主演俳優で3話(3つの時代)のオムニバスじたてで、なんと2話目の遊郭の遊女の身請けの話は綺麗な映像だがサイレント仕立て、で心身疲労のため内容が完全に把握できず。機会があったらまたちゃんと観ないと。
それでも、1話目のビリアードビリヤードお相手をする女性に若い軍人が部隊に戻る前に追いかける純情(でもないかも)のお話と、現代設定でのクラブでアンニュイな歌を歌ってる女の子に写真家が接近する話での人間模様と愛模様。
粗筋さえここに書いてないですが筋を単純に書くだけでは良さは分かりにくいですが、近年の一青窈さんが出ていた珈琲時光よりは物語性が明確にあり、そちらが苦手だった方でもある程度楽しめるはずです。
難解であるとか先入観抜きに、スー・チー(舒淇)の色んな女性の芳香ある表情と存在感だけでも(この作品での撮り方、役の与え方に拍手)十分に見応えがあります。
水準が高い作品ですので、映画論としても色々語れると思いますが語彙が少ないので、それは論客の方に任せます:例えば、ビリヤード店でスーチー店員になんで他の客もっとちょっかい出してないんだとか、、(短絡して変とか思うのは違うと思う)。

公式サイト

百年恋歌@映画生活
映画(中華)(1) * comments(0) * trackbacks(6)
青の稲妻 DVD
2007.01.21 Sunday 00:54
現代中国の作家性にの強いジャ・ジャンク−(賈樟柯)監督の作品。

(ちょっと心身過労で観たので、私的にはコンセントレーションが持たなかったので残念。)なんじゃそりゃーくらいに急激に成長している中国では地方の中規模以下の都市はやはりなんかその流れから取り残され置き去りにされていて、ある意味日本での格差社会問題なんてちょっと甘っちょろいねーと思えるくらいに。
満たされない若者とか焦燥感なのかけだるいのかっていう部分だけとれば、それはこれまでも色んな作品にあるテーマとは言える。だから、それだけより、ちょっと年は経ったものの現代の中国のある部分を照らし出して伝えているというところで筋以上にリアリティは感じ、それと前述の部分の絡み合い(シチュエーションも変といえば変で独特)なので、知らない世界を観る位のモノは念頭に置いて観た方がいいのかな。てな訳なんで、単に娯楽を映画に求める方には薦めません。この手の映画は観る人を選ぶと思われ。

公式サイト

青の稲妻@映画生活
映画(中華)(1) * comments(0) * trackbacks(1)
忘れえぬ想い (原題 忘不了) DVD
2006.12.29 Friday 00:36
生活が苦しくてじたばた無理しているのが本当にけなげ。
子持ちの婚約者を失ってから、その子どもを育てようと女性があがいている時に、助けをしてくれるぱっと見はどうかな男。ちょっと見には臭いお話なんだが、香港きっての演技派美人女優、張柏芝(セシリア・チャン)がやはりいい味で、この映画やはり演技派の劉青云 (ラウ・チンワン)の情けなさそうな風貌で頼りがいのある真っ直ぐさもとってもいい。セシリアの主題歌もいい。
ちなみに香港のバス運転事情はかなり危なっかしく思える。

韓国に偏りすぎているアジア映画の日本紹介だが、まだまだ香港映画も名作を作り続けている。

(時間の都合などで劇場で観れなかったのでDVDで観た。)
解像度が気にならないという方は、今ブロードバンド無料配信もされてます(こちら)。

この映画を観て、さらにバス運転手モノ(?)を観たくなったら、韓国の「オー!マイDJ」を・・。

公式サイト

忘れえぬ想い@映画生活
映画(中華)(1) * comments(3) * trackbacks(7)