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「この自由な世界で」 DVD
2009.10.18 Sunday 18:08
日本版の予告編で、彼女はただ息子を幸せにしたかった、というナレーションを締めくくりの言葉としてで宣伝している。そういう叙情でまとめればよいような生半可な映画ではない。

この映画のシングルマザーのアンジーは借金も多く理不尽な理由で仕事を失った。「のんちゃんのり弁」の母のように最初は何をすべきか明確でなかった女と違い、この女は最初から相当強かで自分の就職斡旋のキャリアが使えると誇大なままに思い、海外から英国のロンドンに押し寄せる職探しの失業中滞在者に仕事を斡旋するためルームメイトと共に独立し進めていく。
強引なまでのやり方に最後は歯車が崩れるような状況で、チームワークが結局彼女の唯我によって崩壊してゆくように見える。この崩壊で終わるという選択肢をこの作品では選ばず、アンジーが進んでいく道とは。。。
綺麗ごとに終わらせない力強さと鋭い社会に対する目が感じられる。
日本人コミュニテイだけにくるまった温室日本人相手だと、なかなかここまで踏み込んだ後味の作品は作り難いだろう・・・客に嫌な後味になるといって逃げることも考えてしまう場合も多いだろうから。

決してロンドンの話に限定されない、海外からの労働者も増えつつある日本においても、家族だけの幸せ?、一国だけの国民の幸せ? 国際的な経済的格差がある失業率の高い国の人々も含む幸せ?、最低限以下の労働条件で働く事VSどんな条件でも職につけないよりまし?⇒お金を吸い込んでいくところは結局?、、未だ珍しくない女性へのハラスメント、反面に自由な女性の奔放な生活、子育てをめぐる世代間の考え方、親を見て苦しみ愛を欲する子供
・・・・・社会学的なことから家族の事まで織り交ぜ、ちょっとしたロマンスのエピソードさえくるんでしまったケン・ローチ監督(「
麦の穂をゆらす風」)には、ただただ脱帽である。

公式サイト

この自由な世界で@映画生活

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