01
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
<< 東京大停電 * TOP * 終戦の日 各党談話・声明 >>
スポンサーサイト
2014.01.03 Friday

一定期間更新がないため広告を表示しています

- * - * -
「太陽」 ロシアの監督が描いた昭和天皇(フィクション)
2006.08.16 Wednesday 18:21
ロシアのアレクサンダー・ソクーロフ監督が、第二次世界大戦終戦時の昭和天皇(当時、国家神道により現人神とされていた)を人間というより、生身の人間のある個人として描いたフィクション
このフィクションという部分は重要で、かなりの部分を史実から取っているとしても、知られざる昭和天皇のお姿を赤裸々に描写した映画ではないというのは重要である。
実際、映画終了後感想を言い合って帰っていった客の中には、ノンフィクションと思っている方もいらっしゃったようで、多分。

だから、この映画において、天皇の戦争責任の議論を放棄している、とか、「排日移民法」(と一般的に呼ばれるもの)のみに戦争へ駆り立てた原因を矮小化している(と捕らえられる誤解が生じやすい)独白は如何なものか、とか、戦争映画として映像美があるのはどうだ、とか言う議論は出よう。

そして細部描写を追う手法で、ダイナミックな話法を好む観客には眠りさえ誘うかもしれない。

イッセー尾形の昭和天皇の仕草の模写振りの徹底さと、侍従を務める佐野史郎との、大げさではないが笑えるやりとりは、演劇的面白さを含む。イッセー尾形は凄すぎます、実際。

折りしも靖国問題など、戦争に関わる話題の世論でも、日本の右傾化がくっきりしてきた今日この頃、この映画が右翼の標的にならないよう祈りたい。

個人的にはパンフレットは立派に作ってあるが、田原総一郎のインタビューがあるのは、(実はその内容自体は、どうという事もなく、むしろ適切と思える文であるとさえ思えても)・・・パンフレットの俳優のクレジットが微妙に少ない(研究所で筆記していた女性は誰なのよ?)のも含め、しっくりこない。

公式サイト

太陽@映画生活

天皇の映画を観たからには、靖国に絡んだ映画として、「出草之歌」にも注目したい。
映画(ロシア、東欧) * comments(6) * trackbacks(28)
スポンサーサイト
2014.01.03 Friday
- * - * -
コメント
>日本の右傾化がくっきりしてきた今日この頃、この映画が
>右翼の標的にならないよう祈りたい。
同感ですが、実際にはまったくその手の議論が聞こえてこないのを見るに、どうもこの映画の視点が右翼の「限界」を遥かに超えているのだなあということを実感します。

それはそれでなさけない話ですが(笑)
 
2006/08/27 9:10 PM by 桜樹ルイ16世

桜樹ルイ16世さん、TBありがとうございます。
思想信条を超えたものを作ったということで攻撃のしようもないというのはご指摘の通り仰る通りかもしれませんね。
ただそれ以前の次元で議論以前に行動するような手合もいるでしょうから、やっぱり油断は禁物かも(苦笑)。
2006/08/27 10:28 PM by しぇんて@管理人

自分はロシア語がわかるので原版(?)を見ましたが全然イデオロギーは感じられませんでした。でもウヨサヨに話をこぎつけるのは少しどうかと思います。台湾人の友人に寄れば出草之歌の高金素梅は父親が戦後大陸に渡ってきた外省人で、大陸よりの思想の持ち主だそうで切り記念碑以外の記念碑を撤去させたりしたことで原住民系や内省人にはあまり好かれていないそうです。
2006/09/14 5:34 PM by

>2006/09/14 5:34 PM さん
わたしは、「太陽」自体にイデオロギーがあるとは思っていません(そういうことを書いたつもりはありません)。日本の右翼さんの一部は単にまるぼうさんとそんなに変わらないので。彼らのやってる事を見れば分かるはずです。彼らは単にイデオロギーで動くわけではなく、意味もなく暴れる事があるので。それだけのことです。

出草之歌の高金素梅さんのことは詳しく知らないので情報としていただきます。その情報が正しいのかも分からないですが、そうであってもそうでなくてもありえると思います。可能であれば参考になる公開情報(友人の話以外)があれば助かりますが。
映画を観れば、彼女はまさにサヨク系の政治家でありそのようには観ました。ただわたしはこの映画を100%額面通りに受け取ってはいないが(製作者自体が思想的なところなので)、そういう思想の胡散臭い(?)ところはあるのかなあ、とは受け取りつつも、それでも観る価値はあったと思っています。まず知ってから深く考えるべきでづからね。
少なくとも反内省人の活動家なので内省人に嫌われてるのは当たり前で、ひょっとするとご友人は内省人では?
また映画での原住民が全てであるとも思っていないのも確かです。
わたしは個人的には、どんな大義があっても政治家と言うのは胡散臭いし、嫌われたりしているのが当たり前と思っています。
むしろ日本のK泉が、国民に好かれているのが不思議でなりません。
2006/09/15 12:30 AM by しぇんて@管理人

TBありがとうございました。
田原さんはどうでもいいから、パンフレットには俳優の顔写真がもっと欲しかったです。
2006/09/19 1:15 PM by rino

rinoさま
貴ブログでもパンフの田原氏不評ですね^^;;
ほんとに俳優へのフォーカスの部分が足りないですね。
2006/09/19 10:22 PM by しぇんて@管理人

コメントする








この記事のトラックバックURL


トラックバック
【映画】『太陽 The Sun』 * 2006/08/17 9:31 AM
『太陽 The Sun』。 今朝、終戦記念日の小泉総理靖国参拝強行の報に接し、この映画を見に行くことを決意。 連日大盛況とのことだったが、次回のチケットを買うのに長蛇の列。 海外TV(スペインTVE)も終戦記念日に昭和天皇の映画に集まる日本人を取材に来て
厄年ぶろぐ

『太陽』:自国の“象徴”を描けないジレンマ * 2006/08/17 7:47 PM
『太陽』を本日観てきた。午前の上映回で観たのだが、予想通り満員状態で、年配の人が
とあるテレビ作家兼リサーチャーの咆哮

太陽 * 2006/08/20 2:03 AM
昭和天皇・裕仁を人間として描いた作品。 「太陽」を見てきました。 http://taiyo-movie.com/index.html ソクーロフ監督は、社会派映画で有名な方のようですね。 ペレストロイカ前まで、作品は全部公開禁止だったとか。 作品が作品だけに、日本での公開は難
電子風琴練習帖

太陽 * 2006/08/22 9:54 PM
太平洋戦争終戦前から終戦後の時期の昭和天皇を描いた作品です。 ドキュメンタリー風の仕上がりにはなっていますが、フィクションも織り交ぜられ、より昭和天皇の一人の人間としての姿に迫ろうとする意思が感じられます。 長い歴史を持つ天皇家を背負い、「神」と
日っ歩〜美味しいもの、映画、子育て...の日々〜

『太陽 The Sun』 * 2006/08/22 10:57 PM
監督:アレクサンドル・ソクーロフ CAST:イッセー尾形、佐野史郎、桃井かおり 他 1945年、第二次世界大戦敗戦直前の日本。焼け野原になった東京の中で整然と残った皇居。壊滅的な状況の中、国民から現人神と崇められた天皇ヒロヒトは・・・・ ロシアの名監
**Sweet Days**

太陽 * 2006/08/23 12:40 PM
 ロシア&イタリア&フランス&スイス  ドラマ  監督:アレクサンドル・ソクーロフ  出演:イッセー尾形      ロバート・ドーソン      佐野史郎      桃井かおり 1945年8月。疎開した皇后や皇太子らとも離れ地下の待避壕か唯一残った研
江戸っ子風情♪の蹴球二日制に映画道楽

太陽 ☆☆☆ * 2006/08/24 7:11 PM
ハリウッド映画に毒された人間にはつらい 第二次大戦末期の昭和天皇を真っ向から描いて話題の映画が、この「太陽」だ。 天皇を描く映画ということで、日本人が撮れる訳もなく監督はロシアの有名監督ソクーロフ。一時は日本公開すら危ぶまれたが、無事公開し単館系と
人柱的間違いだらけの映画選び

映画「太陽」 昭和天皇の映画を日本で作れなかったことを恥じよ! * 2006/08/26 4:04 AM
映画「太陽」を観てきた。 ロシアのソクーロフ監督が撮った「昭和天皇」の終戦を描いた映画である。 http://taiyo-movie.com/ 内容は左右の思想を超えた素晴らしいものであった。バカ映画「日本沈没」(「日本以外全部沈没」はお勧め)に涙した映画音痴たちと、敗
反米嫌日戦線「狼」(美ハ乱調ニ在リ)

太陽(映画館) * 2006/08/27 2:50 PM
天皇ヒロヒト―――彼は、悲劇に傷ついた、ひとりの人間。 CAST:イッセー尾形/ロバート・ドーソン/佐野史郎/桃井かおり 他 ■ロシア産 115分 「イッセー尾形ってこんな顔だったけ?」 って思えたくらい昭和天皇になりきった演技だったわ。 昭和天皇ってあんな
ひるめし。

【!傑作!】映画評 『太陽』 アレクサンドル・ソクーロフ監督 * 2006/08/27 9:13 PM
あの本当にすごいヒトラー映画『モレク神』を世に放ったロシアの鬼才アレクサンドル・ソクーロフ監督が、その連作として昭和天皇と戦争を題材にとり、しかも主演にイッセー尾形を起用したと聞いたとき、正直かなり不安でした。 鬼才といえど何かしら勘違いをして、日
~Aufzeichnungen aus dem Reich~ 帝国見聞録

真・映画日記(1)『太陽』 * 2006/09/01 12:07 AM
8月29日(火) 日中は久々に暑かった。 仕事量はたいしたことないが、 終業後に『太陽』か『キンキー・ブーツ』を見ようかと考えていた。 できれば、『太陽』を、 それもできるだけ早い時間に見たかった。 なぜなら、今週の木曜にある「実践文章講座・夏期講習
CHEAP THRILL

太陽  * 2006/09/05 8:33 PM
原題: The Sun (2005) 2006年8月5日 日本初公開 公式サイト: http://taiyo-movie.com/ 新宿ジョイシネマ1(BF1) 2006年9月1日9時20分の回 ゴウ先生総合ランキング: C-   画質(ビスタ): D   音質(ドルビーステレオ?): B
映画と本と音楽にあふれた英語塾

知られざる苦悩。想像できる過去。『太陽』 * 2006/09/12 10:03 PM
第二次世界大戦、終戦間近の昭和天皇の姿を描いた作品です。
水曜日のシネマ日記

「太陽」 * 2006/09/18 2:15 PM
「太陽」 監督 アレクサンドル・ソクーロフ1945年8月、地下の防空壕で、朝の朝食をする昭和天皇。ラジオからは戦況劣勢の英語放送が流れている・・・。待避壕もしくは生物研究所で暮らしていた昭和天皇は、自分を神と崇める側近たちに孤独を覚えていた。唯一の安らぎ
SolPoniente

『太陽(The Sun)』鑑賞! * 2006/09/19 3:34 PM
『太陽(The Sun)』鑑賞レビュー! 天皇ヒロヒト 彼は 悲劇に傷ついた ひとりの人間 彼は あらゆる屈辱を引き受け 苦々しい治療薬をすべて 飲み込むことを選んだのだ by アレクサンドル・ソクーロフ監督 ベルリン国際映画
☆★☆風景写真blog☆★☆healing Photo!

太陽 * 2006/10/02 11:03 PM
日本では中々公開されなかった昭和天皇と終戦前後を描いた 映画。人間でありながら神であった天皇の立場の重みと孤独さが印象的。 ★「太陽」 2005年ロシア、イタリア、フランス、スイス 110分 監督:アレクサンドル・ソクーロフ 出演:イッセー尾形    桃
cinema capsule

太陽 * 2006/10/04 11:35 AM
太陽公開中ストーリー ☆映画の作り方☆総合評価  ☆ 公開不可能といわれていた理
シネマ de ぽん!

太陽 * 2006/10/04 10:43 PM
立ち見が出るほどの人気という「太陽」。観客動員数がミニシアター系映画の中では1位だというのをちょっと前のテレビで観たので、ずっと気になっていた映画です。 人気を反映して、近所の映画館で期間限定で上映するというので、観に行ってきました。 感想は・・・
まぁず、なにやってんだか

【劇場鑑賞110】太陽(THE SUN) * 2006/10/10 8:54 PM
天皇ヒロヒト――彼は、悲劇に傷ついた、ひとりの人間。 その苦悩 その屈辱 その決意 彼は、あらゆる屈辱を引き受け、 苦々しい治療薬をすべて飲み込むことを選んだのだ。
ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!

太陽 * 2006/11/20 8:29 AM
満 足 度:★★★★★★★★★        (★×10=満点)  監  督:アレクサンドル・ソクーロフ キャスト:イッセー尾形 、       ロバート・ドーソン 、       佐野史郎 、       桃井かおり 、       つじしんめい 、  
★試写会中毒★

『太陽(The Sun)』 * 2007/03/25 10:04 PM
『太陽(The Sun)』 1945年8月、終戦直前。 空襲から逃れ、地下壕で暮らす昭和天皇ヒロヒト(裕仁)の姿を描く。 戦争を止めることが出来なかったことに苦悩する、孤独な日々。 やがて連合国占領軍総司令官ダグラス・マッカーサーとの会見の日を向かえる。 イッ
chaos(カオス)

太陽 * 2007/04/01 6:51 PM
 ロシアのアレクサンドル・ソ\クーロフ監督映画 『太陽』終戦前後の数週間の昭和天皇を描いた 希有な作品。2007年という今でさえ、昭和 天皇を題材に扱う作品はある種タブー視されて いるのは驚くべき事で、日本映画として天皇を 題材
悩み事解決コラム

アレクサンドル・ソクーロフ監督の映画「太陽」を観た! * 2007/04/25 3:39 PM
今発売されている「文芸春秋」の5月号は、新発見「小倉侍従日記」を読み解く、として、「昭和天皇孤独な君主の闘い・陛下はやはり騙されていた」というセンセーショナルなタイトルで、阿川弘之と半藤一利の対談が載っているようです。たまたま通りかかった駅の売店の店
とんとん・にっき

mini review 07044「太陽」★★★★★★★☆☆☆ * 2007/05/04 2:58 PM
カテゴリ : ドラマ 製作年 : 2005年 製作国 : イタリア スイス フランス ロシア 時間 : 110分 公開日 : 2006-08-05〜 監督 : アレクサンドル・ソクーロフ 出演 : イッセー尾形 佐野史郎 桃井かおり 田村泰次郎 六平直政 1945年8月。その
サーカスな日々

太陽 * 2007/06/10 11:12 AM
不思議な空気を感じる映画でした なんとなく ラストエンペラー っぽさをイメージしてたのですが 紛れも無い日本の歴史が絶妙に描かれていました 独特な神妙さを完璧に演じるイッセー尾形さんに 完全に惹きこまれました クロックワークス 太陽
Screen saver☆

太陽 * 2007/06/26 9:45 PM
去年公開されて、ロングヒットになった太陽。 昭和天皇が神格否定するまでを描いています。 これが2,30年前だったら、きっと日本ではタブーとされただろうと思います。戦争を知らない世代が多数を占めてきてる今、私達に歴史を再認識させる意味でも、日本人だからこ
bibouroku

「太陽」 * 2007/08/23 3:43 AM
八月になると、広島・長崎の原爆記念日や終戦記念日が毎年やってくる。 ひらりんは勿論、戦後生まれ・・・ 昭和天皇の終戦時の話は、なかなか知りえないので、 映画を通して、記憶に残しておこう・・かなっ。
ひらりん的映画ブログ

映画「太陽」を観る。 * 2007/09/06 6:21 PM
単館系での上映のこの映画は観よう観ようと思っていたら終わってしまった作品です。日本では絶対出来ないテーマ「昭和天皇」を描いたこの作品はなんとロシアで制作された。淡々とした中にも、どこか浮世離れした生活した感じがはっきりとわかる。昭和天皇を演じるのはイ
THE脂肪