12
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
<< ス * TOP * 光州5・18 >>
スポンサーサイト
2014.01.03 Friday

一定期間更新がないため広告を表示しています

- * - * -
memo 上映&舞台挨拶
2008.05.25 Sunday 21:14
佐藤二朗さんの初映画監督作品の「memo」をしばらく前に観ました。
その際、上映前の挨拶と上映後にティイーチインがありました。


ココロ系の映画です。ココロ系であって病気と向き合っている場合で、鬱の場合行動が抑制傾向なので、映画の場合も暗くなりがちである。また薬物治療を受けている場合、医学的なことで曖昧になりがちなケースもありがち。この二点はこの映画ではさほど気にしなくて良いお話です。

この映画では強迫性障害が扱われている。で視覚的には分かりやすい。手を何度も洗わないと気になるおじさんとして佐藤二朗さんが出演していて、主人公の女子高生、繭子は発作的に書き留めないといられない障害。彼女は治療は女医さんのカウンセラーは受けていて(薬物なし∴軽症)、家族は理解してるが、父は妻の昼寝中に如何にエロビデオを観るかに熱中するなど、彼女のことで家が暗くなったりはしていない。
この「書き留めないといられない」ことが執拗に描かれている。歩いている途中、電車通学の途中、テストの最中(ここは緊迫!)、体育の授業中・・・・紙は持っていればいいけれど無ければそこらにあるものを代用し、筆記具が無ければ、爪で傷つける。よって書けなくなったシャープペンを焦ってカチカチやるところなど執拗に描いている。
この映画で、まず理解すべきは、そんな変な事をして・・・? というより、その状態のときの彼女が大声を上げて泣き叫んではいないが、周囲に理解されない事をやっているその最中は不安に襲われてココロが不安定になってしまっている、そしてそれは、<ただの(と敢えて書く)>病気ということ。

この映画で個人的に不信に思ったのは、彼女と別に、クラスに、売春疑惑でクラスでいじめに遭っている別のコがいてラスト付近でちょっとした絡みが出てくるところ。ここの解釈は、というより、寧ろ後になって思った(不信が消えた)のは、売春疑惑でイジメられているコが同じクラスにいるお陰(?)で、それに比べて、繭子は目立ったいじめは受けておらず、そのせいもあって、病気ネタ悲惨もいい加減にしろよなお話にせず、寧ろありえないくらいなオバカ(?)教師とかコメディタッチを多用していて全体に寧ろ笑いを盛り込んでいるところだ。

手洗いおじさんと繭子は絡んでくるのだが、その「遊んでいるところ」が、とってもすばらしく愛らしい。

繭子を演じた韓英恵さんは、「誰も知らない」や「疾走」など非常に存在感のある女優さん。彼女は、決して「器用」なタイプの女優ではないと思う。そんな不器用さが寧ろここでは活かされ、キャスティングとして成功していると思う。

こう書いたが、一般的に考えてマイナス部分の描写があるので困難かもしれないが、それでも若者が来難いミニシアターのレイトショー(失礼)では勿体ない。
一般公開後すぐにビデオ化せず、ここはぜひとも監督舞台挨拶とQ&A付きで、全国の中学高校の体育館での上映会ツアー長期ロードに出て欲しい。この映画にはそれだけの価値がある。
ガソリン税を文部科学省の予算に繰り入れてでも(大嘘)。

映画館の外で終了後、監督サイン会があり、パンフレットにしてもらいました。

字が歪んでいますが、これは外の雨がすごく、慌ててバッグに入れたら、表紙がツルツルしていてマジックのインクがよく定着せずに擦れたようです。
しかし、すぐ後で消しても良いけれど書かずにはいられない、という映画で描かれていた事が乗り移ったかのようで、むしろ、それでいいと思えてきます。

公式サイト

memo@映画生活


JUGEMテーマ:映画館で観た映画


映画(日本)(2) * comments(0) * trackbacks(1)
スポンサーサイト
2014.01.03 Friday
- * - * -
コメント
コメントする








この記事のトラックバックURL


トラックバック
memo ★★★★★ * 2008/07/15 5:32 PM
公式サイト プラデラレビュー 監督・脚本・出演の佐藤二朗もしくは主演の韓英恵、どちらかの名前に心惹かれるものがあるなら絶対に必見。両方好きなら多少の犠牲を払ってでも観ておかないと間違いなく後悔する。 『誰も知らない』から少し成長した韓英恵の、代え難
(´-`).。oO(蚊取り線香は蚊を取らないよ)