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「テロル」 ヤスミナ・カドラ
2007.04.30 Monday 19:08


「テロル」を読みました。原題は「L'attentat」。アルジェリア出身でフランス国籍を持つYasmina Khadraによる小説です。イスラエル・パレスチナ問題を扱っています。

主人公はイスラエルの外科医で、アラブ出身で当初差別もされながら、仕事に没頭し腕もよく信用もそれなりの富も得ている男性。そして妻も彼との生活によって不満のない生活をしていると思われていたのに・・・という設定。
妻が自爆テロ事件に巻き込まれ、しかも妻自身の犯行らしい事が分かり、彼は絶望のどん底に突き落とされ、暴行され・・・、でも何故妻が自爆テロなんかに、誰にそそのかされたんだ?という無謀な探索の行く末は・・・という話です。

テロという行為が許せないものとして、テロを実行する人々について理解しあえるのか?ということが男の苦悩とともに描かれます。この小説が答えを見つけているか否かは読んでもらうとしても、小説という舞台で、歴史や政治的背景うんぬんの史実が語られるのに重きが置かれているわけでもないにもかかわらず、イスラエル-パレスチナ問題について、<人間とそれを突き動かすもの>について描く事によって、この問題に関心を寄せさせる力のこもった小説だと思いました。
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