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2014.01.03 Friday

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明日、君がいない
2007.05.27 Sunday 18:41
オーストラリアのハイスクールが舞台の映画。
製作した時期が19歳だったというムラーリ・K・タルリ監督のデビュー作品。

色んな問題を心の内に、或いは一部分としては表に出てもいる、事情がある高校生達。人によって共感できるかもしれないしできないかもしれないそれぞれの事情。学生生活での行動とともに、内面の簡単な独白のようなインタビュー映像が挟まれて。

冒頭からしばらくすると起こるトイレ風の部屋で事件が起こっているらしく、命が危ういらしい人物がいるらしいと映画を観ると知らされる。そしてそれよりしばらく前に時間を巻き戻して物語りは続く。その進行と共に、彼らの問題に少しずつ理解をしたような気分にさせられながら、誰だろうと思わせる。そこに描かれる内容は決して難しい内容でなく事柄としてよく分かりうる事でもあるが、描写のタッチや入り組ませ方の構成のストーリーテリングが小気味良く、だからこそ、傍観者たる観客は、をいをい、やめとけよそんなことは、と彼らに突っ込みながらも、まあ、でも、そうなってるよな現実は、という妙な、あ、オーストラリアも日本も若者問題って・・・と思えてくる。つまり本人と他者の距離感の無力はどこでも同じ事かと。

ラストの迫真的な描写、そしてそこの人物が誰であるかの選択によって、その事の問題、即ちそうなってもおかしいと思えるのかそうでないかのの安易な判断が容易に通用しないだろうし、そうなってもおかしくないのは本当に身近であること、安易に責め立てるのも解決に導くのも容易い事でないという、作者の経験からの困難を見据える視線。それは痛切でもあり、同調しないようにという呼びかけにも思える。

原題の「2:37」で東京国際映画祭でもコンペに参加していた(無冠)。カンヌ映画祭観客が20分スタンディング・オベーションで賞賛したというが頷けます。

公式サイト

明日、君がいない@映画生活
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クジラの島の少女 DVD
2007.05.13 Sunday 21:37
公開時、都合で観れなかった。
ニュージーランドのマオリ人のお話。ニュージーランドに移ってきたポリネシア系の先住民族がマオリ人。
この映画良さは少女の成長物語、祖父・伝統の成長物語、両方を含んだ良さかもしれない。伝統と自然を尊ぶ大切さも。見守る周囲の家族ら。
女性問題(フェミニズム)は進歩主義・先鋭的に描かずとも、ゆったりとした自然を尊重しながら、旧来の伝統との融和として描けるという事で、とても平和的な気持ちになれる作品です。
また理想主義というのは決してラジカルに進めても定着できない。諦めずめげず、そして旧来の考えをやみくもに突き崩すのでなく、融和して良い方向に変えていくんだという視点は、旧来の伝統の良さと伝統に捕われない現代的な視点の矛盾を諦めず、如何に互いを尊重しながらに進めなくてはいけないかという意味で、これからを生きる現代人として学ぶべきものがあると思えました。

クジラの島の少女・角川映画

クジラの島の少女・TV東京映画紹介

クジラの島の少女@映画生活
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