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2014.01.03 Friday

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そして、私たちは愛に帰る
2009.01.25 Sunday 21:40
これはドイツ=トルコ合作映画としての製作だが便宜上(当ブログのカテゴリーのタグ)、ドイツ映画にさせていただいた。
トルコ移民二世のドイツの監督作品で、この映画はその監督のルーツという意味もあるように、ドイツとトルコを交差していく。
この映画におけるトルコは中東のうちの単なる一国というより、中東国であるが欧州と隣接しており、かつEU(ヨーロッパ連合、欧州連合)加盟を目指す側面と国内の(政府&民衆一部価値観も含め)の人権問題などの問題、そしてそれについての欧州側の家族と個人の対応をも含んである。

作中、あっけないように死んでしまう人が出てきます。ある意味、芸がないようにさえ思えるほどにあっけなく死に至ります。そしてその「死の原因」及び「死からの派生」に他の登場人物が関わったり揺れ動く事になります。
作中の主人公としてトルコからのドイツへ移民とドイツにいないらしいから成る親子、或いは共にドイツで暮らしてはいるが別居して別の価値観の親子、トルコと無関係だったドイツのこれまた衝突のあった親子、それらがこの映画では個々の接触からはじまって部分的に接触し、影響し、そして悲劇に遭い、自ら被った事件を超えて行きつつ、それを通しつつ親子についての感情も変化して行く様を、トルコ音楽を含めた音楽を有効に使いながら、しみじみと余韻を見せながら描いてゆきます。
トルコ批判的内容が含まれているのに、トルコ大使館が後援に入っていますね。もっともドイツの庶民にも痛い内容も含まれているようにも思えるのに。
こういう風に描いていってしかも良作であれば、異国から別の国で過ごしている人々というのは(当然、国としての許容問題は起きてくるのは理解しますが)、例えば映画一つにとっても宝になってゆくというのが表れますね。
 
アジアの歌姫 中東編に、トルコはまだ採り上げていなかったな。。。

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そして、私たちは愛に帰る@映画生活

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4分間のピアニスト
2008.01.04 Friday 01:58
久しぶりに、荒れ狂った魂剥き出しの主人公を観た気がした。
殺人犯として収容されている手が付けられない少女に、老境の女ピアノ教師が出会い、天才的な演奏能力が少女にあると知った老女。少女に宿る荒れ狂ったココロと行動。老女も何故そこまで付き合うのか。彼女がピアノを弾くのも、「老女が指導するクラシック音楽でないものに外れるのを留める止めることで演奏能力を高めてコンテストに挑めるの・・・? (脱落補正)
ビンビンと突き刺さってくる怒涛の凄まじい作品でした。

後述:あまりにもひどいパンクな日本語ですいません

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善き人のためのソナタ
2007.03.08 Thursday 00:32
東西冷戦時代。
旧東ドイツはシュタージという国家的監視により国民は監視され反動分子は摘発されていた。
そのシュタージの監視者としての任務を当たり前のように、間違った事でないと信じていた「彼」は、ある芸術家を監視する事によって・・・。

  監視国家というのは背筋も凍るかもしれない。しかし今やドイツは旧東独の人間も旧西独の人間も一緒の国民である。そして監視されていたのは、旧東独の人間が、旧東独のシュタージによってされていた。西独の側は後に実態を知る。

この映画の素晴らしいのは、だから監視国家なんてダメ、怖いシステムだ、というのをただ言っているのではないという事である。

監視者が<人間>であった事、その罪と反逆で堕ちる彼に、<ささやかな祝福>がもたらされる。

公式サイト

善き人のためのソナタ@映画生活
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