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2014.01.03 Friday

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「セリーヌとジュリーは舟でゆく」 DVD
2010.05.09 Sunday 20:00
ジャック・リヴェット監督の1974年作品。
不思議の国のアリスを援用している作品だが、キャラクターを使ったわけではなく、急いでいる兎の後をアリスが追うという出だしを、急いでいる気になる人を追うということにして引用しているのと、夢的世界に入り込む(それも本作品ははいりっぱなしには決してなっていなくて現実の描写の方が多い)ということで一致しているに過ぎないのですが、この限定的だからこその面白い引用。

物語自体は、特に夢的世界のことが前半分かり難く後半分かってくるのと、夢的世界を多く写し出してイク過程がドラッグ-サイケデリックに直球でないにしても影響された描写になっているように思えるのは少し気になる。

夢世界の事件が登場人物自らの体に影響した事を示すためとは言え、サービスシーンとしか思えないようなシャワーシーンもある。

こうして断片的に書くとなんのことやら分かりにくいが、魔術に憧れる図書館員の女性[ジュリー(
ドミニク・ラブリエ)]が、マジシャンの女性[セリーヌ(ジュリエット・ベルト) ]に興味を惹かれあっていく様や、ポップな会話もあって、古い作品ながら、ヘンテコ具合や彼女達の行動も面白く、考え(不思議がり)ながらも見れたりするし教訓臭さはないし、痛快ではなくとも興味深いヌーベルバーグ風味の作品。

セリーヌとジュリーは舟でゆく - goo 映画

Amazon.co.jp: ジャック・リヴェット傑作コレクション セリーヌとジュリーは舟でゆく [DVD]

セリーヌとジュリーは舟でゆく@ぴあ映画生活

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幸せはシャンソニア劇場から
2009.09.14 Monday 22:06
1936年のパリの下町が舞台。
この頃、周辺国のドイツやイタリアがファシズム国家となる中、フランスでも右翼運動が起こるも、労働者側の人民戦線が政治的に力を得てくる。
しかし尚、持てる者と持たざる者の差は大きく、不景気もあって下町の人々は職を見つけて生きることすらなかなか難しかった頃。
経営者が破産してしまった劇場が活動困難となり俳優や芸人やスタッフは失業してしまう。そのことによる困窮で家族がまとまるのが難しい人も出れば(子供と別の男の下に逃げた妻がいて寂しいのみならず子供の特技のアコーディオンは引き取り手の家では無視され別れ別れ・・・)、まだ芸を仕事としたい人もいる。
経営権を握った強欲な資本家も、一時的に元々の劇場人による再建を容認するも、若い新たに劇場の芸人となろうとする女性には関係を迫ろうとする。
ただ芸をやっているので良いはずも言いくるめられ右翼の団体に出入りしたりする者、女性が気になる労働活動家のようなちょっと過激な者とはうまく行くのか?
再建がうまくいくのかも波のない道ではなく、計算外と思われた人物が切り札のように現れる。
仲間達への思いやり。
どうしようもない観客の反応もあれば、小さいとは言え見事なミュージカル・シーンでもうならせる。

レトロ感覚溢れつつ、不穏な活気と、人情の繋がりが、この苦痛の現代に教えてくれるただ諦めないだけでなく楽しんでしがみつくことが愛おしいような、なかなか見事な映画でした。

公式サイト

幸せはシャンソニア劇場から@映画生活

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「ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン」 DVD
2009.03.01 Sunday 13:23
この映画はフランス映画でありホウ・シャオシェンの映画でもあり、両方のイメージを裏切る事のない余韻のある映画です。
台湾の
侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督は珈琲時光で東京を撮った事がありますが、こちらは芸術の都、パリです。
映画自体は1956年のアルベルト・ルコント監督「
赤い風船」のオマージュ映画となっています。
ルコント作は孤独な少年があたかも意志があるかのような赤い風船との触れ合いを中心に描いたものですが、このオマージュ作は当時より街並みの色彩も豊かな印象で赤い風船のみが目立ちにくいという事及び少年と赤い風船の関係はそんなには強くはなっていないようです。
ただテーマというか似通う点としては、孤独と触れ合いということでしょう。
ここでは声高に孤独とは叫ばれていない、つまり孤立までには至っていない。その主役は少年の母である人形劇師であるが、少年自体、そして新たに雇われた少年の子守の映画を学ぶ留学生。叫んでいそうになったり、慣れっこになっていたり、まったく表していないようであったり。
その日常の中に現代が浮かび上がるというホウ・シャオシェンならではの描き方でパリが描かれ、気に入ったのは、同好の交流の面でのプラスアルファの世界です。

留学生のソンについて台湾人か中国人が映画中で北京での勉強以外触れていなかったので、公式サイトや映画紹介サイトには記述がありますが断定しない事にします(鑑賞中は中国人かなあと思って見ていましたが)。

公式サイト

ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン@映画生活

Sony Music Online Japan: 浅田 美代子「赤い風船」


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譜めくりの女 DVD
2009.02.22 Sunday 12:30
この 映画は情緒安定の虚ろさ描いたものしょう。一見単にサイコものかもしれない。
そう見る時、少女の頃の壊れた夢のみを焦点として見るだけでなく、その頃の他の要因も明解に描いているかというと、幾つかのアイコンは出るものの、概ね暗喩とされ説明的にされていない部分がある。
そして、実際に行った事は、計算づくに見えるが、自動的要因だけでなく、結果として出てきた他動的要因も含め、納得できるか否かの説明付けを厳格にもさせにくいところがある。
片想いが破れた嫉妬という点に要約もできるが、物語としてそうだとしても、では引っ張っているものは何だろうと問えば。
そう。ぼやけている部分や簡潔に解釈したら実も蓋もない部分を払拭してしまうのは、フランスの郊外の自然に恵まれた邸宅やクラシック音楽の美しい旋律に彩られた中にあって、ひんやりとしたイメージを残しつつも清楚とセクシャルな魅力の混淆という魅力的なキャラクターを具現化したデボラ・フランソワ(「
ある子供」)に脱帽の作品。

公式サイト

譜めくりの女@映画生活

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「かつて、ノルマンディーで」 DVD
2009.01.24 Saturday 12:31
このフランス映画は、かつて故ルネ・アリオ監督によって、およそ30年前に撮られた、家族殺人の実話を元にした作品「私 ピエール・リヴィエールは母と妹と弟を殺害した」(Moi, Pierre Rivière, ayant égorgé ma mère, ma sœur et mon frère )を題材にしている。

その映画ではプロの俳優を用いずに、出演したのは、実際に事件が起こった
ノルマンディーのとある農村に生活する人々だったのだが、この「かつて、ノルマンディーで」はそのかつて出演した人々の、当時を思い出しながら語らせるインタビューを撮りながら、30年経った現在の彼らの生活風景を取り入れて構成されている。
時間が過去から現在へ、視点が映画作品製作、出演時の想い、現在の或いは現在に至る現実生活を行きつ戻りつしつつ、当時若者だった出演者の熟しつつある風貌や生きる様子が溶け合うことにより、人生そのものと、映画そしてフランスの芸術との接地についても思いを寄せられる、なかなかに渋くて名品でした。
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トランシルヴァニア
2007.10.21 Sunday 22:58
トランシルヴァニアというとドラキュラを思い起こす人がいるかもしれないが、そのトランシルヴァニア地方(ルーマニアにある)が舞台でここは込み入った多くの民族が居住する地域。
監督のトニー・ガトリフはロマ(ジプシー)の血が流れていて、民族と文化(特に音楽)にこだわった独特の作風で力強い作品を作ってきました。そしてそれこそ溢れんばかりの民族音楽をベースにした音楽に誘われるように、映画の中で登場人物は旅をし(ロードムービー的)、何かが変わっていきます。しかも登場する主人公は一癖も二癖もあって、良い子ちゃんではありません。「ガッジョ・ディーロ」「愛より強い旅」とパワーのある作品でした。本作「トランシルヴァニア」は決してその期待を裏切らないというかそれ以上の作品で、特に本作でのミューズ、消えた恋人ミュージシャンを追って妊娠していてトランシルヴァニアにやってきた可愛いのにタトゥーが不良(?)ぽく優しそうなのにボクシングもできちゃうという情緒不安定のジンガリナを演じたアーシア・アルジェントの存在感は素晴らしかった。映像(風景・イメージ・状況)も見所が多いです。

公式サイト

トランシルヴァニア@映画生活
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ポネット DVD
2007.08.21 Tuesday 22:32
子供が主役の映画を観たくて借りた。
淡々としたタッチで、子供が想う幻想と現実が、「お話」と判っていても、何かリアルが感じられる寓話で、それはもう、ヴィクトワール・ティヴィゾルという当時4歳。可愛いだけでなく、仕草や表情が様になっていて。。。
作品も時間も短めで、不必要に引き延ばしていない事で、淡さの余韻をくっきりさせている。だから淡いけどある意味シャープな作品ですね。

ツタヤ・同作品紹介

ポネット@映画生活
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フランドル
2007.05.27 Sunday 18:02
これはとても厳しい映画。観る忍耐と内容も含め安直な感想が拒否されるような。。。
戦争を、恐怖と欲望、人間を描いたのだと思う。それ以上に何か言えるか、その力は私にはない。この情景は、わたしの近視眼では、やはり反面教師のように思えた。

公式サイト

フランドル@映画生活
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約束の旅路
2007.04.30 Monday 19:45
生きる事、を切実に、少年の成長物語として描き、かつイスラエルがモーセ作戦としてユダヤ人としてエチオピアの人々をイスラエルに送ったという史実が背景になっている。(参考記事例:CANPANニュース

送られる事になったその時点のスーダンでの難民キャンプ自体でのエピソードの始まり方自体が過酷です。 中略しますが、イスラエルでの生活は、養ってくれた家族がおりその家族自体がバリバリの右のイスラエル人で家族内でも悲惨ないじめに遭うとかではなく、家族はリベラルな一家で保護されてはいるものの、少年には秘密があるために苦悩がずっと離れない。青春物語としての要素もあり、中盤ではオドオドしていた少年が弁論で一皮向けるところなど応援しながら見ていられる。実際、成長振りは、自分が生きられた事を踏みしめて構築していくようでいて自分を失いそうになりながら周囲の助けもあってという、生きる事、そのものです。
そしてクライマックスのラストシーン。あれだけの瞬時に哀しみと喜びを濃縮させ、セカイの苦難を持った人々の叫びが代弁されるかのようで突き刺さってきます。

公式サイト

約束の旅路@映画生活

下記のバナーと動画リンクは公式サイトが許可し推奨のものです。

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未見 「パリ、ジュテーム」
2007.03.19 Monday 00:20
公開し始まっていて実はまだ観た訳ではないが、この映画にフェイ・ウォンの曲「天空」が、(歌ありかインストアレンジかは確定できまでんが)、使われているようです。

公式サイト
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